2014年 奄美大島旅行記 4  


       伝統柄 龍郷 (島の地名)            伝統柄 秋名(島の地名)


 大島紬美人たち(きょらむん)

奄美大島の特産品大島紬は有名です。

私も母が嫁入りの時と、40代の時に 大島の着物を2枚作ってくれました。
しかし、母には悪いけれど、一度も正式には袖を通していません。
育ちは熊本県人吉ということもあり、大島には比較的馴染み
母の大島着物姿を懐かしく思い出します。
大島紬の業者が毎年人吉を訪れて販売していた記憶があります。
今、私は年をとって、そろそろ身辺整理をしなければと考えはじめましたが
古い着物類を「どうしよう」と悩んでいたところでした。

ところが奄美にき来てびっくりしました。
島の女性たちが 競って大島紬を着ておられるのです。
また 最近はお祝いの席にも 着ていく方もいて、大島紬の振袖さえあるそうです。

昔は 「高価なのに 正式の場所には着ていけないおしゃれ着の大島紬」
それゆえに大島紬を所有することは 贅沢で粋だいう考えがあった気もします。 
値段でいえば、安い留袖などより 高いものもありますよね。

奄美では地元産業を盛り上げようという気風があるようで、毎月一回「大島の日」を設け、大島を着よう
運動があるそうです。

今回、島の奥様方の大島姿は実に美しく着付けもきりりと粋でよく似合い見とれました。 
私は遠慮なく記者もどきで あちこちで写真を撮らせていただきました。
カメラを向けると、快くポーズをとってくださいました。

私も家に帰ったら箪笥の奥から 大島紬を出して 見直してみようと思いました。


   
   
   彼女が自分で織った紬
 洋服のリホームも素敵 仕立て代も高そう。  チョッキもいいなー
   
 

目の正月をさせていただきました。大島紬美人さんたちありがとうございました。

  余談
これ 長男の 大島の着物姿
若い頃、姑母が夫に作ってくれたもの。
夫はお正月に2・3回着ただけで、その後さっぱり着ません。。
最近孫に会いに行ったとき息子に持っていきました。
あまり気のりしない息子に無理に試着させたら ぴったり合いました。
お腹に貫録がついたので よく似合います。
下げている大島の布袋は 以前に四本翠さんから プレゼントされたもの。
息子は「これ いつ着るのーー」ととまどい気味。
「正月に着なさい」と答えましたが・・・着てくれるかどうか・・・
足袋は自分で買いなさいと伝えましたが…






その3  ゆしくどう書展


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