広州・陳家祠 (陳氏書院)

         清の光緒帝(1890〜1894)時代に、広州72県の陳姓の人たちがお金を出し合って
         建立した「族祠と書院」である。
         典型的な南方様式建築で、 屋根の上、壁、戸、など いたるところに
         精巧な彫刻の飾りがほどこされている。
         中国人の手仕事の器用さに感服する。
         中国人と日本人の美意識の違いをはっきり感じる場所でもある。
         建物が黒っぽいので全体てきには落ち着いた風格と美しさがある。
         中国人の同姓同士の団結は強く、規模はさまざまだがこのような族祠は各所にあるときく。

        * 広州東駅から地下鉄に乗り30分、「陳家祠駅」で下車
           わたしは2回も行ってきました。










 陶塑像群







  

迫力満点、正門の絵(漆絵のように見えたが・・)




精緻な木彫

   

梁の美しさは格別



  

連廊






美しい木彫の戸




内部は広東民芸博物館になっている。



象牙の花かご
驚くほど精緻な彫り物が陳列されていました。







磚彫










                                                        終り




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