広東省博物館

省の博物館で、街の中央にあります。
ここも一人で地下鉄に乗ってでかけました。
懐かしいふるい街を歩き回り、人に尋ねたりしてやっと探しあてました。
タクシーではなく、てくてく歩くと、いろいろの発見がありとても面白いです。

中は13の展示室があり、歴史資料、美術工芸品、動物の剥製など展示され
広東省の歴史がわかるようになっています。
なかなかの陳列品も並んでいました。







常設展








木彫漆塗りの工芸品は見事。















特別展  書展と古陶展

吉祥模様の陶器特別展でしたが、溜息のでるような
古いいい物がずらりと並んでいました。(撮影不可で残念)
技術もさることながら、絵付けのデザインの素晴らしさに感動、
昔の中国人はやはりすごい!?













魯迅記念館

博物館の隣に魯迅記念館があり元中山大学の鐘楼だったそうです。
観光のためなのか魯迅記念館は、北京、上海、他、中国のいたるところにあります。
そういえばアモイ大学構内にも魯迅記念館がありました。
それだけ魯迅は国民に愛されているのでしょう。
魯迅は1927年の1月〜3月までの短い間ここの二階に住んだそうです。
この記念館は広州での魯迅の足跡と近代中国建国の歴史を説明し
かなり政治的臭いのする記念館でした。
私はやはり北京、白塔寺近くの記念館が好きです。




この建物は中山大学の鐘楼。
1924年1月に国民党の第1回全国代表者会議が開催された場所。








お馴染み杉野先生
日本の高校の教科書には必ずといっていいほどこの「杉野先生」が出てきます。

中国の革命家には日本留学した人が多く、近代中国建国には心ある多くの日本人たちが
協力し援助したことがわかっています。




晩年の魯迅の家族
魯迅には他に親の決めた正妻がいたようです。








1930年代の労働運動などの版画は
力強くすばらしい。




元中山大学講堂・中央は建国の祖孫文










美しい玄関


おわり




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