No 29


福建省の名所

 

コロンス島1コロンス島2 



ピアノ博物館
 

               コロンス島
厦門にはコロンス島という有名な観光地があります。厦門から船で10分で、別名「ピアノの島」ともよばれています。

外国の租界地だったので西洋風の家が建ち並び、昔は4軒に一軒の窓辺から ピアノの音が流れるような優雅な島だったそうです。教会やピアノ博物館、音楽大学などがあり、どこか長崎に似ています。

海辺には鄭成功の巨大な像が立っています。
彼は明代末期に南方を治めた青年将軍でコロンス島で軍を育成しました。彼の父は倭寇の船に乗って日本に来たといわれ、彼は日本女性を母として生まれました。

日本の歌舞伎の「国戦爺合戦」でも有名です。鄭成功は清国に破れ台湾に逃れましたが台湾にいたオランダ軍を追い出したので祖国の英雄になっています。 彼の生き方は一途で私は大好きです。

 


鄭成功ものがたり

ガジュマロ1・ 


         客家の円形土楼

アメリカの宇宙レーダーが撮った土楼群の写真を見て、中国軍の核の秘密基地ではないかと疑ったのも無理はないほど巨大な建物群です。中原から敵を逃れて山奥に落ちた客家という民族が住んでいる共同住宅です

昔は一つの土楼に一族 200人も住んでいたそうです。この伝統住居は1000年近く受け継がれているそうで、最近、世界遺産になったようです。

 

南靖土楼 

永定土楼1・ 永定土楼2

             

              武威山九曲渓筏川下り

夫の大学時代の同級生が12人でアモイに遊びにきました。土楼見学の後、武威山まで足を伸ばしました。
4年前に教えた厦門大学の教え子が旅行社に勤めていていろいろと便宜をはかってくれました。
武威山の筏下りは 新緑のころで実に素晴らしかったです。友人たちも満足してくれました。

                     


厦門には前後計4年いたことになります。気候は暖かく、人々は解放的で花は咲き乱れ、住みやすい土地でした。
厦門時代の教え子たちは仕事や留学で何人も日本に来ており、現在も彼らとの交流が絶えません。

 

 

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